ソナーから発売されているパーフェクトバランスと言うフットペダル。
これは通称ジョジョペダルと言われているものだ。
ジョジョメイヤーの思想としては、手でできる事は足でもできると言う考え。
ハイスピードなフレーズや細かなフレーズもシングルペダルでも、難なくこなせるように設計されているのがsonorのパーフェクトバランスだ。
この記事ではパーフェクトバランスペダルの特徴と口コミについて解説していく。
Contents
パーフェクトバランスのスペック
※表がはみ出る場合は横にスクロール可能
価格 | 25000円~ |
メーカー | SONOR |
概要 | シングルペダル |
シリーズ | パーフェクトバランス |
チェーン | ベルト |
モデル | ・スタンダード ・ジョジョメイヤー |
特徴 | フィットする操作感 |
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パーフェクトバランスペダルの特徴
2種類ある
パーフェクトバランスといっても実はその中でも2種類存在する。
- スタンダードバージョン(SONOR PERFECT BALANCE PEDAL STANDARD)
- ジョジョメイヤーモデルバージョン(SONOR SN-PB PERFECT BALANCE PEDAL by JOJO MAYER)
スタンダードバージョンに関しては、パーフェクトバランスそのままの特徴を持っているフットペダル。
2つ目のモデルに関してはスタンダードモデルを少しバージョンアップしたジョジョメイヤーのシグネイチャーモデルになっている。
この2つを比較してみると、ヒンジの部分に違いがある。
ジョジョペダルの方はヒンジ部分にボールベアリングを装着したバージョンアップ仕様となっている。
ヒンジ部分をボールベアリング仕様にすることにより、操作時の横ブレが軽減。
より、ジョジョメイヤーのプレイに近い「手のような足の動き」を再現できるようになるだろう。
しかしスタンダードモデルとジョジョペダルの価格を比較すると10000円前後の差がある。
もちろんジョジョペダルの方が10000円高い。
ちなみにジョジョメイヤーはこんな人!
※決して橋の下に住んでいる人を連れてきたわけではありません。
ベルトドライブ
多くのドラマーのフットペダルはチェーンペダルが主流、または近年ダイレクトドライブと言うものが流行っている。
それらはペダルへの力を最大限バスドラに伝えるように設計されているものだ。
しかしパーフェクトバランスの場合は違う。
チェーンになっている部分がベルトドライブになっているのだ。
ベルトドライブはチェーンと違い、素直にビーターの動きを実現することができるから、よりジョジョメイヤーのフットワークに近いものを出せる作りとなっている。
チェーンのようにグンッ!と足の力を強く伝えるのではなく、ヒュッとサラッと伝える感じだ笑
ポイント!
キックのダブルがより楽に
ジョジョペダルはベルトドライブによるその軽いアクションや足とビーターがリンクしたような踏み感があるから。キックのダブルもシングルで行いやすい。
シングルのキックダブルができなくてツインペダルに逃げたやつは多いのではないだろうか。
手でできるなら足でもできるという思想のジョジョモデルペダルなら、扱いづらい自分の足をきっと今よりも操作できるようになるだろう。
しかし、ペダルを買えたからといって実力が上がるわけではない。
あくまでも練習ありきだ。
折りたたみ収納可能
多くのフットペダルはビーターを取り外してハードケースにそのまま入れることが多いと思う。
しかしそれだと荷物が大きくなって移動の時に邪魔になってしまう。
パーフェクトバランスのジョジョペダルなら折りたたんで収納することが可能だ。
これにより移動時のかさばる荷物を少しでも小さくすることができる。
扱いやすい操作性に加え収納性もあるというのもっと大きな特徴だ。
PERFECT BALANCEのここがいまいち
ツインペダルがない
基本的にJohn Mayerの考えは手の動きは足でも再現可能と言う考え方。
だからジョジョはバスドラの高速連打も足のアップダウン奏法により行う。もちろんフロアタムで擬似ツーバスにすることもあるが。
そのような背景もありパーフェクトバランスのペダルにはツインペダルが用意されていない。
筆者個人的な考えとすれば、もちろんジョジョレベルまで右足を使いこなせれば良いのであろうが、実際そこまでの行くのにはかなりの期間を要する。
ジョジョメイヤーモデルが絶対が欲しいと言う場合は例外だが、そもそもツインペダルにしてしまえば、シングルペダルではすぐに限界が来てしまったフレーズも簡単に行えるようになる。
ポイント!
ただし、ツーバスの場合はこの限りでない。
ツーバスはシングルペダルをバスドラそれぞれ1つずつ設置するため、シングルペダルが2つ必要になる。その場合にはジョジョモデルを2つセットすると言うのはもちろんありだ。
少し違和感があるかも
今までチェーンドライブに慣れてしまっていたドラマーにとって、急にジョジョペダルのベルトドライブに変えてしまうと、その素直なペダルの操作性に違和感を覚えてしまうかもしれない。
実はそのことをよく知らずに買ってしまい「やっぱりダブルチェーンのペダルにしておけばよかったなぁ」なんて言う後悔もなくは無い。
ちなみに筆者がライブに行っていたオーナーのドラマーはベルトドライブにした後悔を延々と俺に語っていた記憶がある。
アレンジ方法
ビーターの変更
ジョジョペダルはまるで手のように動かせるペダルが持ち味。
しかし、フェルトビーターがなんかイマイチと思う人も少なくないだろう。
そこでビーターの変更をヘタにしてしまうと、その操作性が失われてしまうかもしれない。
そこでこのペダルのビーターの変更をするなら軽くてパワーの出る【≫北野製作所/kitanoチタンビーター】がおすすめ。
これなら軽いアクションはそのままに、今まで以上に力強いアタックを生み出せるようになる。
パーフェクトバランスの口コミ
この方の評価
- (品質)
- (拡張性)
- (音量)
- (コスパ)
- (オススメ度)
備え付けで感動
いろいろなスタジオに出入りしますが、たしか九州に行ったときに、どこかのスタジオに置いてありました。
何の気なしに足を置きましたが、すぐにすごく品質の良いペダルだと一瞬で思いました。
足がペダルに吸い付いているような感覚です。苦労しなくても、明日をストンと落とすだけで簡単にきれいな音が出ます。
早速サウンドハウスで購入。
この感覚が、他のペダルでは全く感じたことのないスムーズさでした。2連打もドドンと決まります。
この2連打の簡単さにびっくりしました。
今までは【≫DW-5000AD4のフットペダル】を使っていましたが正直操作感の軽さが全く違います。
自分はドラムを叩くこともありますが、他の楽器をやっている時間が長いので、ドラムはたまに叩く感じ。
ですからそんなにうまくはありませんが、そんな自分でも2連打が、苦労なく踏めるのでうれしくなりました。
直接バスドラを叩いる感じ
ビーターの軌跡も、足で感じている感覚そのままで、極端な話、裸足で足の先を床でトントン踏む感覚(全くペダルというものを介していないような状態)です。
ファンキーな音楽を演奏するときに、キックのタイミングは命なので、キックのリズムがタイトに出せて、全身がリラックスできるような感じです。
こんなに踏み良いペダルは他には知りません。サンバキックなんかもできてしまいます。
人によっては抵抗感があるほうが、踏みやすくて好きという人もいるので、すべての人にお勧めということにはならないと思いますが、自分のように、ドラムを練習中の人には、踏むのがすごく楽になるので、インスタントに上達できてしまうので、それを求める人にはおすすめです。
その場にいたドラマー友達にも聞きましたが、踏みやすいということで、有名なペダルだそうです。さすがジョジョメイヤー。
ドラムンベースにはもちろん合ってると思います。キックをたくさん踏む、サンバとかラテン系にもいいと思います。
パーフェクトバランスペダルのまとめ
まるでペダルを介して踏んでいないような操作感が魅力のジョジョペダル。
ジョジョペダルといってもそれはスタンダードバージョン(SONOR PERFECT BALANCE PEDAL STANDARD)のシグネチャーモデルだ。
ポイント!
ジョジョペダルのほうが1万円高くなってしまうが、やはり買うならバージョンアップしているジョジョペダル一択。
筆者的にはツーバス仕様にするならジョジョペダル2個。
しかしシングルバスでジョジョペダルでは、できることが少なくなってしまうからオススメできない。
ツインペダルなら現時点では【DWの最高技術/MCD2(ダブルチェーンドライブ)】か【コスパ抜群のDW9002PCとXF(ダブルチェーンドライブ)】が格段にオススメだ。
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