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DW/MCD2の感想とレビュー!何がそんなにほかのペダルと違うの?

フットペダルの選び方には様々ある。

現在販売されているフットペダル選びの一番初めの入り口を大きく分けると以下の二つ。

  1. ダイレクトドライブ
  2. チェーンドライブ

この2点にしぼられる。

今回はアマチュアドラマー憧れのドラムメーカー(個人的な思想)「DW」のフットペダルについて解説する。

そのDWのフットペダルの中でも最高峰と名高いDW ( ディーダブリュー ) / MCD2 。
コイツの特徴について解説していく。

「MCD」の概要

MFGシリーズには「MCD」「MDD」の2種類がある。アルファベットではややこしいのでカタカナで覚えるとわかりやすい。

  • 「MCD」はマシンチェーンドライブ
  • 「MDD」はマシンダイレクトドライブ

こうするとわかりやすいな。

「MCD」はチェーン仕様であり、「MDD」はダイレクトドライブ仕様だ。
ダイレクトドライブ仕様のMDD2については【DW/MDD2の評価と特徴!軽い踏み心地で最高のダイレクトドライブを求めるなら】で解説しているから比較してみてくれ。

この記事では「MCD」はマシンチェーンドライブについて紹介しているぞ。

 

MCD2を動画でチェック

DW/MCD2のスペック

※表がはみ出る場合は横にスクロール可能

価格 97,200円~
概要 ツインペダル
シリーズ MFG
カム 可変カム
チェーン ダブルチェーン
類似 MDD2
特徴 DWの全てが詰まっている

 

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DW/MCD2の特徴

ほとんどDW9000シリーズのメリットはそのままに、さらにグレードアップさせたのがDW/MCD2の特徴になる。

見た目

なんかマシンみたいでカッコいい。その見た目通りより強固なフットペダルになっている。

まあぶっちゃけこれは操作感にあまり影響がない。

可変カム採用

DWの上位フットペダルではもうおなじみの可変カムが採用されている。

可変カムだからMCD2は自分に合った調整が可能だ。
チェーンドライブのメリットである、踏みごたえを重視するなら偏心カム(でっぱりがある調整)にするとよい。

操作性を重視するなら真円カム(出っ張っていない調整)にするとよい。

ちなみに筆者はDWペダルユーザーだが、基本的には真円カムに調整している。

カムの調整9000と同じだから安心。

ビーターの重量を調整

キタノのチタンビーターや、自分のこだわりがあるビーターを使いたいってやつには関係ないかもしれないが、MCD2 に付属してくるビーターは自由に重量を調節できる。

おもりを抜けば当然踏み心地は軽くなる。
少しおもりを入れておけばリバウンドとアタック感が得られる。

MAX個数である4つのおもりをビーターに入れておけば、最高のアタック感を得ることができる。

ビーターによってはウェイトを調整できるものもあるが、MCD2に付属してくるビーターはビーターヘッドの重量そのものを調節できるため、より自分のフットワークに合った調整ができる。

トリガーありきの演奏だった人に

MCD2はその踏み心地と今までにないくらいの操作感が魅力だ。

今までのフットペダルを使っていてはできなかった高速かつ力強いフレーズもこのMCD2ならそれを可能にしてくれるかもしれない。

特に今までトリガーありきでドラム演奏していた人はぜひMCD2を検討してみてほしい。

チェーンドライブならではのしっかり踏んでいる感と、高速フレージングを両立する手助けになると思う。

トリガーのトラブルでいつもライブに安定感がないというなら持っておいて損はないツインペダルだ。

 

DW/MCD2の口コミ

あっきーさんの口コミ

あっきー
ドラム歴は6年です。

この方の評価

  • (品質)
  • (音量)
  • (耐久性)
  • (コスパ)
  • (オススメ度)

テクニカルフレージングもOK

このペダルを使用する前にDW9002のペダルを使用しており、少しガタたがきてしまっていました。
そこで以前よりDW/MCD2が気になっていたこともあり買い換えました。

ツインペダルを必要とするハードコアやメタルなど激しいジャンルはもちろん、このペダルを使用しているトーマスラング氏のように、細かいフレージングにも対応できると思います。

メタル・ハードコア系に

私はメタルをプレイしていますが、激しく踏み続けても欠陥が出るようなことはなく、耐久性にとても優れていると感じたのでパワーのあるプレイをする方にはとてもおすすめです。
付属のビーターは重りの量を変えられるのほか、ビーター自体のアタックが強いのでやはりメタルやハードコアなどに向いていると感じました。

私はビーターの重りを2つにして横並びに付けています。組み合わせを色々試した結果、この組み合わせが音量、音圧、速さのバランスが一番良く感じました。また私はビーターの角度の傾きを大きくしフットボードの高さも一番高くしています。

DWは高価な機材が多く中でもペダルは代表格だと思っていますが、その分購入して後悔することはないと思います。

DW/MCD2のまとめ

DW/MCD2はDW9000シリーズの完全上位互換と思ってもらって間違いない。

チェーンドライブのDW/MCD2はダイレクトドライブとは違って妙な軽さもなく、今まで通りの踏み心地を変えずにプレイをしやすくしてくれる。

ここで下手にダイレクトドライブの「MDD」に変えてしまっては、違和感がある場合、買い物の失敗になりかねない。

今までダイレクトドライブのペダル(P-3002Dのデーモンドライブ等)に違和感を覚えた経験があるならダイレクトドライブのMDDよりも、MDC(本記事で紹介したツインペダル)のほうがおすすめだ。

MDDとMDCの違いはチェーンドライブかダイレクトドライブかの違いだ。

超高速テクニカルフレージングがあるなら吸い付くような操作感のダイレクトドライブMDD2がおすすめ。

しかし、チェーン特有のナチュラルな踏み心地を求めるならMDCのほうがおすすめだ。

ちなみにツインペダルのシャフト部分を「デーモンドライブのシャフトDS-300A(Z-LINK)」に変えたらどうか?と思うかもしれないが、絶妙にハマらない(笑)
行けないこともないが、少し心もとない。

そもそもMCD2のシャフトは従来のものを改良されている品質の高いものだから、わざわざZ-LINKに変える必要もない。

ただ壊れたときのシャフト交換時は互換性のあるものを選ぶのが無難だ。

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