P-3002DはPearl のツインペダル。
Pearl といえばデーモンドライブによるスムーズなペダルアクションが魅力的だ。
今回は、 P-3002Dの口コミとレビューを紹介していくぞ。
Contents
P-3002Dのスペック
※表がはみ出る場合は横にスクロール可能
価格 | 49680円~ |
メーカー | pearl |
シリーズ | Eliminator DEMON |
品番 | P-3002D |
種類 | ツインペダル |
特徴 | デーモンドライブ |
イチオシ | 細かく設定できる |
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デーモンドライブの種類
- P-3002D・・・本記事で紹介しているデーモンドライブのツインペダル
- P-3002DL・・・本記事で紹介しているデーモンドライブの左利き用のツインペダル
- P-3002D/B・・・本記事で紹介しているデーモンドライブの右利きブラックカラーのツインペダル
- P-3000D・・・デーモンドライブのシングルペダル
- P-3001D・・・デーモンドライブブラックカラーのシングルペダル
デーモンドライブを動画でチェック
P-3002Dの特徴
ダイレクトドライブ
ビーターとが直接つながっているダイレクトドライブを採用している。
ちなみにデーモンドライブとはパールがダイレクトドライブの事をデーモンドライブと呼んでいるだけだ。
デーモンドライブ(ダイレクトドライブ)によるツインペダルというもんだから、極めて細かなペダルアクションにもP-3002Dは応えてくれる。
たしかにデーモンドライブの踏み心地には賛否両論あるが、一度慣れてしまうとその踏み心地の軽さからは二度と離れられないだろう。
デーモンドライブはチェーンとフットボードが繋がれているのではない。
ビーター部分とフット部分が直接つながっているため、チェーンによるロスが生まれない。
したがって、チェーンによる揺らぎは発生せず、足の威力をダイレクトに伝えることができる。
そのため、音圧をそのまま伝えることはもちろんの事、細かい足のフレーズさえも少しのロスもなく伝えることができる。
これがデーモンドライブの特徴だ。
細かい調整可能
ツーバスであれば、ペダルがそれぞれ独立しているため、細かなニュアンスにも応えてくれるだろう。
しかし、ツインペダルというのは、左足側がシャフトでつながっているため力のロスが生まれ、左足の微妙なニュアンスを伝えにくい。
デーモンドライブの場合は、ツインペダルのデメリットを補うほど細かく設定できる。
ビーターのアングルとフットボードのアングルがそれぞれ独立しているため、とても設定しやすいんだ。
たとえば独立型ではない普通のペダルであった場合、ビーターの角度を変えると、それに付随してフットボードの角度も変わってしまう。
しかしデーモンドライブの場合は、ビーターのアングルとフットボードの調整をそれぞれ独立させて調整する事ができるためとても調整しやすいんだ。
従来のシャフトでつながれてた操作しにくいツインペダルと比較すると格段に使いやすくなっている事が分かる。
だから、 P-3002D は初心者から上級者まで全てに愛されている。
シャフトにもこだわりが
デーモンドライブに付属してくるパールの Z-LINK というシャフトも評価が高い。
ツインペダルはそのシャフトの構造上、左足の力にロスが生まれなかなか思ったように操作ができないし、力が伝わりづらい。
その力のロスを抑えることに成功しているのがこのパールのデーモンドライブに付属しているpearlのZ-LINK「DS-300A」だ。
パール製の全ツインペダルのためにシャフトのガタツキを最小限まで抑えることを目的に作られたデーモンドライブ標準装備のツインペダル用シャフト。
ダイレクトドライブ(デーモンドライブ)に加えてZ-LINK による力のロスも抑えられている事が、究極に操作しやすくなっている要因だ。
P-3002Dの口コミ
速いテンポなら必須
この方の評価
- (品質)
- (拡張性)
- (耐久性)
- (コスパ)
- (オススメ度)
速いテンポの曲で使いたかったから購入
ツインペダルでみなさんは何を求めていますか?
私は、
- 早いBPMでも着いてくる感覚
- スムーズな動き
- 足に直接伝わる感覚
で選んでいます。
まさに打ってつけなのが、pearlのデーモンダイレクトドライブです。
ダイレクトドライブとは、他のペダルのようにチェーンやベルトではなくペダルとビータ―が直につながっているため、踏み込んだ感覚はまさにダイレクトにバスドラを蹴っている感覚です。
それでいて、早いスピードで使用してもレスポンスがものすごくよく足の裏に吸い付くような印象を受けます。
私のプレイスタイルに非常にマッチしたペダルでした。
P-3002Dについてのアドバイス
ツーバスを駆使した曲の使用をオススメしますが、どのジャンルの曲でも踏めるペダルだと思います。
初めてダイレクトドライブを使用する方は違和感を覚えるかもしれませんが、慣れてきた時の速さは本当にすごいです。
16分音符がやりやすい
この方の評価
- (品質)
- (拡張性)
- (耐久性)
- (コスパ)
- (オススメ度)
高速フレーズにバッチリ
ツインペダルを購入する際、様々なツインペダルと踏み比べて1番自分に合っていたため購入。
一番、「あっ、ここイイな」って思う時は、高速手足コンビネーションやメタルなど足が16分音符で動いているとき。
ツインペダルということで、ハードロックやヘヴィーメタルの曲を叩くときにおすすめです。
このペダルは個人のチューニングにもよりますが、踏み心地が重くなく軽くもない感じで跳ね返りが強いスマートな印象で重いヘヴィーな曲よりもスピード勝負のメタル曲なんかにぴったりなペダルなのではないかと思います。
細部までの調整OK
まず、ビーターの高さを変えるだけで踏み心地がだいぶ変わります。
さらにビーターの種類を付属のものより大きめのものに変えればJazzやFusionなんかにも対応できちゃうのでおすすめ。
ペダルはぜひ楽器屋さんで片っ端からいろいろ試してみるのをおすすめします。
その中でもPearlのペダルは手につけやすいと思います。
P-3002Dについてのまとめ
ドラムではフットワークを重視する。そんな奴に P-3002D はおすすめできる。
とにかく調節できるポイントが多いのが魅力的だからな。
でも逆に、調整できるポイントが多すぎるからこそ、どこを調整したら良いのかわからないという現象に陥ってしまう事もなくはない。
だから初めにセッティングする位置をしっかりと写真に収めておくなど、いつでも元のセッティングに戻せるようにしておこう。
これは筆者の体験談から言わせてもらうアドバイスだ。
元の設定を覚えておくだけで、違和感だらけになってしまったフットペダルの調整を簡単に元に戻すことができるぞ!
P-3002Dはデーモンドライブに加え、従来のフットペダルよりさらに細かな調整ができるツインペダル。
ポイント!
ツインペダルにするだけで、今までシングルペダルでは難しかったテクニックにいとも簡単にできるようになる。
それどころかフレーズのバリエーションも増えるから、シングル手軽であるならば一刻も早く変えたほうが良い。
大は小を兼ねるっていうからな。
Eliminator DEMON のこのツインペダル。
村上ポンタ秀一や黒瀬蛙一などもうならせたほどのクオリティーだ。
デーモン感を出すなら漆黒のP-3002D/B も良い
上記で紹介した P-3002の色はシルバーで、少しデーモン感が足りないだろう。
そこでおすすめできるのが P-3002D/Bだ。
これは、 P-3002Dの色違いで、まるでデーモンのような黒い色をしている。
もちろん操作性などに違いはない。
PV でチラリと映る漆黒の P-3002D/Bは視聴者の目を引くこと間違いなし。
もちろんバンドマンとしての格もワンランク上がるだろう。
ただし、見た目としての格が上がるだけで実力的な格が上がるわけではない。
少し値段が高くなってしまうが、一生ものにするなら、こちらのブラックバージョンの購入もイイだろう。
デーモンドライブはちょっとなぁ…。
友人ドラマーにデーモンドライブを持っているやつは多いだろう。
そこで、そのデーモンドライブで試打してみてなんかちょっと違うなと思ったやつもいるだろう。
でもしっかりとしたツインペダルが欲しい。
そんな時は DW のツインチェーンペダルの最高峰「DW/MCD2」「DW/MMD2」を検討してみてはどうか。
DW/MCD2はチェーンペダルの踏みごたえを損なわず、ナチュラルでありながらもダイレクトドライブに引けを取らない操作性を実現している。
デーモンドライブ「P-3002D」よりもさらに値段が上がってしまうが、ダイレクトドライブが苦手、またはチェーンドライブが良いっていうやつには検討の余地はあるだろう。
また、デーモンドライブの完全上位互換といっても過言ではない「DW/MMD2」もある。
これはDWのダイレクトドライブ、DWのデーモンドライブといった方がわかりやすいかもしれない。
完璧なダイレクトドライブ仕様が欲しいなら筆者的にはダイレクトドライブのMDD2をオススメする。
詳しくは【DW/MDD2の評価と特徴!軽い踏み心地で最高のダイレクトドライブを求めるなら】で解説している。