今回は SABIAN AAX SPLASHのレビューと評価を紹介していく。
爆音が鳴っている最中は埋もれてしまうかもしれないが、曲調が一転し静かになると、それはそれはとても効果的なアクセントを付け加えてくれる。
SABIAN AAX SPLASHのスペック
※表がはみ出る場合は横にスクロール可能
価格 | 9950円~ |
メーカー | セイビアン |
ウェイト | エクストラシン Extra Thin |
シリーズ | AAX |
サイズ | 6/8/10/12 |
仕上げ | ブリリアント/レギュラー |
音質 | ドライでクリア |
AAX SPLASHの仕上げはどっちがおすすめ?
SABIAN ( セイビアン ) / AAX SPLASHのウェイトはエクストラシンとなっている。
つまり非常に薄くできているため、力任せに叩くとすぐに割れてしまうから注意が必要だ。
アクセントとして来るべき時に使うのが良いだろう。
また、AAX SPLASHにはレギュラーフィニッシュとブリリアントフィニッシュの2種類がある。
聴き分けることは困難かもしれないが、レギュラーフィニッシュのほうが、倍音は多い。
ブリリアントフィニッシュは削って光沢を出しているため、サスティーンはわずかに短く、薄い。
ただし、これらは理論上のもので感覚的に見分けたり聴き分けたりするのはかなり難しい。
よって、AAX SPLASHを購入するときは、レギュラーフィニッシュとブリリアントフィニッシュの見た目のカッコよさ、または現在の自分のセッティングに合うフィニッシュを購入すると良い。
サイズに関しては小さければ小さいほどハイが強調されサスティーンは短くなる。
AAX SPLASH最大の12インチはローが出てくる代わりにサスティーンは伸びる。
しかしそもそもウェイト自体がエクストラシンだから、AAX SPLASH自体サスティーンは短いスプラッシュといえる。
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AAX SPLASHの口コミ
この方の評価
- (品質)
- (拡張性)
- (音量)
- (耐久性)
- (コスパ)
- (オススメ度)
薄い分、素早いレスポンス
演奏にアクセントが欲しく、このAAXはまさに自分の好みの音でした。
レスポンスがとてもよく、クリアーなサウンドに魅了され即購入したほどです。
使用感は演奏のどこで挟んでもいいアクセントになっており、ついつい多様してしまうほどです。
私は8インチを購入した理由は、他のインチに比べ最もレスポンスがよく音色も明るく感じたからです。
6インチのほうが明るい印象はありますが、音量の差で8インチを購入することに決めました。
10インチだと逆になりすぎるという問題もあったため「SABIAN AAX SPLASH 8 BRILLIANT FINISH」に決定。
このアイテムが使えそうな場面
私はハードな曲から穏やかな曲までオールジャンルで使用しております。
無駄な倍音がなく透明感のある音から聞かせる曲なんかで使用すると曲にマッチすると思います。
SABIAN AAX SPLASH 8 BRILLIANT FINISHをアレンジするなら?
アレンジですが、おすすめはミニチャイナを重ねて「重ねシンバル」として使用するとガラリと変わり、個性的なサウンドも出してくれます。
伸びがなくなりノイジーな音に変化し刻みで叩いてあげると面白いです。
SABIAN AAX SPLASHのまとめ
とにかく素早いレスポンスが売りの SABIAN AAX SPLASH。
しかし、レスポンスは早く使いやすいというメリットもあるが、その分だけ薄くできているため、シンバルとしての耐久値は非常に小さいと言える。
だから力任せに叩くのは絶対にNG だ。
使うべき時が来るまでじっと待つ。
そしてその時がきたらすかさずヒットする。
このように使っていくと SABIAN AAX SPLASHを割らずに使っていくことができる。
また、エクストラシンならではのサスティーンの短さで「カシャン」と曲に刺激を与えてくれる。
これがSABIAN AAX SPLASHはドライサウンドといわれる所以だ。
ちなみに8インチのスプラッシュシンバルはとても使いやすい。
6インチのように音量が小さすぎず、10インチのようになりすぎない。
それに加え、セイビアン特有の乾いた音の特徴が備わっている SABIAN AAX SPLASHは曲のアクセントをつけたいときにはもってこい。
クリアかつドライなサウンドで、他のバンドに差をつけようぜ。
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