SABIANの中でもよりスタンダードな作りになっているAAシリーズ。
ハイハットの音色といってもハイピッチローピッチやドライなサウンドなど様々だ。
その中でもSABIANのAA MEDIUM HI-HATはどのメーカーのハイハットと比較してみても、かなり中間地点にいる音色といってイイだろう。
今回はSABIANのAA MEDIUM HI-HATの口コミや感想、どんな特徴があるのか?などの疑問について解説していく。
Contents
AA MEDIUM HI-HAT 14のスペック
※表がはみ出る場合は横にスクロール可能
価格 | 14800円~ |
メーカー | セイビアン |
ウェイト | ミディアム |
ウェイト | ヘビー |
シリーズ | AA |
サイズ | 14インチ |
音質 | スタンダード |
AA MEDIUM HATを検索
AA MEDIUM HI-HAT 14の特徴
全てが平均的
こう言ってしまうと聞こえが悪いかもしれないが、AA MEDIUM HI-HAT 14は音質、耐久性、全てにおいてバランスが取れている。
だから、どんな曲調にも合うハイハットだ。
AA MEDIUM HI-HAT 14に限らず、セイビアンのAAシリーズはサスティーンや硬質感など、どんな曲調にもなじむから多くのライブハウスで採用されていることが多い。
ライブハウスのPAさんもAAシリーズであれば調整がしやすいことであろう。
これはハイハットも音質も例外ではない。
余計な高音やサスティーンは感じられないため、いやらしくない。
逆に言えば、超絶技巧ハットワークには少し物足りなさが感じられるかもしれない。
AA MEDIUM HI-HAT 14は良くも悪くも平均的なハイハットといえる。
AA MEDIUM HI-HAT 14の口コミ
フジヤスさんの口コミ
この方の評価
- (品質)
- (音量)
- (耐久性)
- (コスパ)
- (オススメ度)
ポップスにおすすめ
AA MEDIUM HI-HAT 14を購入したきっかけはスタンダードなハイハットを所有したかった為です
このハイハットが向いていると思うシーンは小さい箱でのアコースティックライブ。
または結婚式の演奏や施設内演奏に適していると思います。
実際に私は、友人の結婚式の余興でAA MEDIUM HI-HAT 14を使用したアコースティックライブをしました。
たまたまその手の博識者がおりまして、ハイハットの「映え具合」を絶賛していただきました。
また、このハイハットは女性ボーカルバンドのポップスやバラードに合うと思います。
他には、jazzにも良いかもしれません。バーのような小さい箱で演奏するjazzです。
ロックや重たい曲にはあいませんので注意してください。
音量が控えめなので、音楽に溶け込むようなハイハットを求めてる方には良いかと思います。
ロックで使うならTOPの変更を
セッティングは特にこだわる必要はないかと思います、1センチ~2センチ空けの標準的なセッティングでいいと思います
トップがミディアム、ボトムがヘビーなので、ロックやアップテンポのポップスで使う時はトップを厚めのシンバルに変更する事を強くオススメします。
デメリットとして、音量が小さいので音が抜けてきません。
音の大きいバンドサウンドでは埋もれてしまいます
ハイハットでテンポやノリをガイドする音楽には正直むきません。
ちなみに音色は明るいです。
音頭さんの口コミ
この方の評価
- (品質)
- (音量)
- (耐久性)
- (コスパ)
- (オススメ度)
曲の雰囲気度が上がる
色々なバンドを掛け持ちしてます。
メインバンドはラウドバンドで激しく重い曲調。
ということでハイハットはパイステのRUDEラインを愛用しております。
ところがアコースティックバンドには全く合わず、ハイハット音が浮いてしまいます。
したがってアコースティックバンドの活動はいつも備え付けのハットを使用しておりました。
たまたまスタジオに備え付けてあったAA MEDIUM HI-HAT 14。
録音してチェックしていたところ、AA MEDIUM HI-HAT 14がアコースティックバンドの雰囲気に見事にマッチングしていることに気づきました。
いつもより格段に曲の雰囲気がアップしてる!!
ってことですぐにネットでポチリました(笑)
ハットが浮かない
どうしてもハット音が曲の中で浮いているといるという人におすすめです。
ハット音が浮いているのなら力加減がうまくいっていないか、ハットの強調が過ぎることが原因。
すぐにAA MEDIUM HI-HAT 14に変更を(笑)
劇的に買い物に失敗した!ということがないハイハットです。
なんせ無難なハイハットですから。
無個性が個性
良くも悪くも平均的な音質が特徴のAA MEDIUM HI-HAT 14だ。
爆音系バンドではこの手の音質は映えないが、小さいライブハウスかつポップス、アコースティックにはなじむ。
なじむということは目立ちはしないが、曲の雰囲気を格段にアップさせることができる。
無個性というと聞こえはすごく悪いが、ドラムにおいてこの言葉は全く持ってマイナスではない。
みんなテクニカルなドラミングを見過ぎて感覚がマヒしているんだ。
縁の下の力持ちという言葉を忘れないでくれ。
無個性というのはドラムソロにおいては致命的だが、曲において最強の個性なのかもしれない。
セイビアンのハイハットでもう少し高音を強調したいという場合は【SABIAN/AAX X-PLOSION HATS 14】もおすすめだ。
どこでもなじむ名脇役。
そんなハイハットがAA MEDIUM HI-HAT 14なんだ。
AA MEDIUM HATを検索