本記事ではRRG-35の口コミやレビューや評価を公表。
RRG-35はドラムセットのノイズ対策に使用可能だ。
特に音にシビアなレコーディングに役立つアイテム。
Contents
RRG-35のスペック
※表がはみ出る場合は横にスクロール可能
価格 | 580円~ |
メーカー | PEARL |
効果1 | 振動を軽減しノイズ対策 |
効果2 | 滑り止めとして |
色 | 赤/黒 |
注意点 | 必要な個数を購入すること (バスドラなら2個必要) |
RRG-35を検索
RRG-35の使い方
下に敷くだけ
音を調整するのは何もスネアヘッドのチューニングやバスドラムのビーターを変えるだけではない。
つまり音質をよくするのではなく、邪魔な音を消すという調整も必要になってくる。
まあ、いわばノイズの除去ってやつだ。
ギターやベースではノイズ調整はメジャーだが、ドラムではあまり一般的ではない。
やったとしても太鼓類のミュートくらいだ。
実はそれ以外にも、やれることはある。
それはこの記事で紹介している【レゾリング-RRG-35】を使用することだ。
具体的な使い方としては、バスドラの足の部分に置くだけ。
たったのこれだけで、バスドラから出る邪魔なノイズをカットすることが可能だ。
もちろんバスドラだけに使うのではなく、応用として、シンバルスタンドの足の部分にも使用することができる。
複数必要になる
しかし、レゾリング-RRG-35の使い方の注意点としては、使用するパーツの脚の分だけ必要になるという事だ。
たとえばバスドラの脚は2個。
したがって、バスドラのノイズをカットするにはレゾリング-RRG-35を2つ購入しなければならないという事。
もちろんシンバルスタンドに使用するなら3つ必要になる。
1個で使うと、バランスが悪くなってしまうから注意が必要だ。
ノイズはサスティーンとは違うの?
果たしてレゾリング-RRG-35を使うことでどんなノイズがカットできるのか。
たとえばシンバルで考えてみよう。
シンバルを叩いた後はシャーンという残響があるはずだ。
これをサスティーンというが、レゾリング-RRG-35ではこれをカットするわけではない。
サスティーンは良い音として扱われるから、特別な事情(レコーディング等)以外では、安易にカットしない方が無難だ。
ちなみにシンバルのサスティーンをカットするなら、【Rtom/Moongel(ムーンゲル)】を使うとサスティーンがカットされて面白い。ただし自己責任でやってくれ。
参考
シンバルを叩いたときにシンバルのシャーンっていう音以外にも実は音が発生している。そう、それはシンバルスタンドの金属の振動による音だ。
これをノイズという。
キーンみたいな邪魔な音はカットしたい。
特にライブやレコーディングではマイクがその音を拾ってしまって、クッソ耳障りな音になってしまうかもしれない。
そこでレゾリング-RRG-35の登場だ。
シンバルスタンドの脚部分にレゾリング-RRG-35を敷くことで、金属の無駄なノイズをカットすることができるんだ。
もちろんバスドラもそうだ。
バスドラの胴鳴りではなく、金属部分の嫌な音や、床との嫌な共鳴もノイズに入る。
レゾリング-RRG-35をバスドラの脚に敷くことで同様にノイズをカットできる。
もっとも、バスドラと床との共鳴はレゾリング-RRG-35ではなく、マットを敷くのが一般的だが。
まあ、ノイズってのはそういう邪魔な音のことを指すんだ。
ノイズだけじゃなく滑り止めなどアレンジ性抜群
評価
- (品質)
- (拡張性)
- (耐久性)
- (コスパ)
- (総合評価)
RRG-35はアイデア次第!!
そもそもRRG-35の購入の動機はドラマー玉田トムが使用しているのをツイッターで見つけ、おすすめしていたので購入してみようと思ったからである。
個人的にこのアイテムが使えそうな場面は、主にレコーディングの場で大活躍するのではないかと思う。
レゾリングは主にスタンドと楽器の緩衝に使うものであるが、プロのミュージシャンたちは様々な使い方で使っているのをよく見かける。
じつはノイズカットだけではなく、滑り止めとして使うこともでき、アイデア次第で様々な現場で使う事ができる優れものなんだ。
緩衝材として使えばシンバルスタンドやスネアスタンドに置くだけで劇的に音色が変わる。
ほんの少しサスティーンが伸びるかな・・・?という繊細な差だから、ライブハウスやスタジオなどで使うことにはあまり意味がないとは思う。
もっとも「滑り止め」として使用するならライブでも効果絶大だ、小さくて持ち運びやすいし。
プロなどのレコーディングスタジオではほぼすべての太鼓類にレジリングRRG-35が引いてあるが、レコーディングなどの現場ではもう定番的なものなのだと感じる。
だから誰が使っても間違いないアイテムだといえるんだ。
RRG-35のアレンジ方法
俺はスネアスタンドとスネアの間の3箇所の爪の部分に穴を通すように緩衝材として使っている。これが一番効果を実感できた。
こうするととても豊かな倍音が鳴る様になったのでとても気に入っている。
倍音が豊かになったというか、邪魔なノイズが消え、倍音を感じやすくなったという方が適切な表現かもしれない。
あとはフロアタムなどの足に穴を通す様に使用し、フロアタムが振動でズレてしまわないように滑り止めとしても使用している。
材質がゴムに近いものなのでホコリやチリなどがとてもよくひっついてしまい、掃除がなかなか面倒臭い。これだけがマイナスポイント。
ただ、水洗いするとそのすべり止め効果は復活するから、使用後は必ず洗う癖をつけておこう。
こまめに水洗いしておかないと、本当に使いたいときに効果を発揮してくれないかもしれないからな。
RRG-35についてのまとめ
このドラムのアクセサリーは、主に緩衝材として使われることが一般的。
しかしその既存の RRG-35の使用方法にとらわれているのではもったいない。
アレンジ次第ではどのような使い方もできるし、そのアレンジ次第では色々なドラムの音色を生み出すことができる。
色々な部分にRRG-35を使用し、自分のドラムの音色の変化を楽しんでみてくれ。
特にレコーディングなどシビアな音作りが必要な時には、自前で持って行きたいほど必要なアイテムだと思う。
RRG-35は良い音を発生させるというよりは、マイナス点を無くすアイテムという事になるな。
RRG-35を検索