- 今まさにドラムを始めようとしている
- そろそろマイペダルが欲しい
- まだ初心者だけどツインペダルにしたほうが良いのか
多くのドラム初心者が直面するのはツインかシングルのどちらを選ぶかという問題だ。
俺も初めは迷った。その結果シングルペダルを買った。
果たしそれは正解だったのだろうか?
この記事ではドラム初心者はツインペダルかシングルペダルかどっちから始めるのがいいのか?について解説していく。
Contents
ツインペダルから始めたほうがいい
まず結論から言っておく。
初めてペダルを購入するなら迷わずツインペダルにする方が賢い。
簡単に言えば、シングルペダルでできないことがツインペダルなら簡単にできるようになるからだ。
それに加え、高難易度のテクニックもツインペダルなら実現できる。
ツインペダルも今では激安だ。
もちろん高級メーカーならそれなりの価格がするが、サウンドハウスのプレイテックというブランドなら値段の割に品質が高く、初心者のツインペダル入門編にぴったりだ。
ペダルを購入する意思があるなら、以下で激安ツインペダルのレビューをしているから参考にして欲しい。
激安ツインペダルのレビュー
なぜ初心者はシングルペダルから始めるのだろうか?
初心者ドラマーはなぜ初めてのペダルを購入するときはシングルペダルから始めてしまうのだろうか。
おそらく「まだ初心者だから」という気持ちが多く働いてしまっているのだろう。
または、周囲の友人ドラマーがシングルペダルでえっちらおっちら頑張っているから、自分がいきなりツインペダルに手を出すのは申し訳ないとでも思っているのだろうか。
これは非常にもったいない。
ツインペダルなら左足のペダルをつけなければ、シングルペダルとして使用できる。
しかし、シングルペダルからツインペダルにすると、もう一度ツインペダルを買いなおさなければならない。
お金と時間を無駄にしてしまう。
だから初めてのペダルと言えどいきなりツインペダルを買ったほうがいいと俺は思っている。
ツインペダルから始めるべき理由
ツインでしかできないフレーズがある
ドラム初心者の頃はシングルペダルでも不自由しないだろうが、ある程度ドラムに慣れてくると何か物足りなくなってくる。
その物足りなさの中でも、教本に出てくるツインペダルのフレーズができないという事だ。
多くの教則本には基本と応用がある。
応用編の中にはツインペダルのフレーズも出てくることも少なくない。
シングルペダルで練習しているであろう人は、このツインペダルのフレーズの練習を飛ばさざるを得ない。
なんだかとても悲しい気持ちになってしまう。
ポイント!
一通りできるようになったのに「物足りない感」が襲ってくる。
それはツインペダルではないからだ。
ツインペダルの練習フレーズを飛ばすとせっかく買った教則本ですら無駄になってしまう可能性がある。
買いなおさなければいけない
ツインペダルのフレーズをやりようがない…ということになると、新たにツインペダルを購入しなければならない。
また、ツインペダルを購入して届く期間の無駄、ツインペダルに買い替えようかなぁー。なんて悩んでいる無駄な時間も発生する。
今後絶対ツインペダルが欲しくなる
今後かなりの確率でツインペダルが欲しくなるのはほぼ間違いないといえる。
「バンド」でアコースティックしか一生やらない!というのであれば話は別であるが、「ドラム」を極めていくとどうしてもツインペダルでしかできないフレーズも出てくる。
また、シングルだとめんどくさいフレーズもツインペダルならいとも簡単にこなすことができる。
「俺は一生シングルだぜ」という覚悟があるなら、シングルペダルで頑張ってくれ。
シングルペダルを買って後悔したこと
「シングルペダルを買って後悔をする」俺もまさにこの問題に直面した。
シングルペダルを持っていたがそろそろ買い替えようと思った時、「まあ、キックのダブルくらいならシングルで行けるし次はDW9000でいっか。」と思って安易に買い替えた。
その間、俺のバンド友達はシングルペダルからツインペダルに買い替えていた。
もちろんその友人のバンドのドラムには、ツインペダルならではのフレーズが組み込まれていたりして、曲に幅が広がっていたんだ…。
俺はDW9000を買った費用とシングルで練習していた期間を無駄にした。
当時俺が購入したシングルペダルはDW9000で5万くらいだったか?
そのツインペダルバーション「DW9002(当時は確か10万くらい)」にすぐに買い替えた。
それから一切DW9000を使うことはなくなったから5万円の損をした。
かなり昔からあるDW9002だが、現在でも多くのドラマーが愛用している不朽の名作である。
DW9002については以下の記事でレビューしているから是非とも参考にしてほしい。
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シングルペダルを購入しても良い条件
ツーバスにするとき
とはいえ、これからシングルペダルを購入しても意味がないのかと言ったらそんなわけではない。
今からシングルペダルを購入しても全く問題ないパターンは、ツーバスにするときだ。
間違えやすいがツインペダルとツーバスは違う。
ポイント!
- ツインペダルは右足のペダルと左足のペダルがシャフトでつながれているもの。バスドラは1個。
- ツーバスは、バスドラを二個用意してシングルペダルを1つずつ取り付けるものだ。
したがってツーバスにするなら、シングルペダルが2個必要となる。
その場合に限り、シングルペダルは役に立つ。
いきなりツインペダルから始めるときの注意点
しかし、いきなりツインペダルにする場合、若干の注意点がある。
ツインに甘えすぎる
ツインペダルにしてしまうと、ドコドコ鳴らせたり、ドドッという早い2連打がいとも簡単に打てるようになる。
しかし、それに甘えてしまって片足で2連打する技術を身に付けなかったり、安易なフレーズでも簡単に迫力が出せてしまうため、ツインペダルに甘えがちなってしまう。
ツインペダルで簡単に迫力は出せるといえど、ドラムの基本中の基本のテクニックは身に付けないといけない。
上級テクニックでは片足で2連打しなければならない場面など出てくるからだ。
価格が高い
あたり前の話なのだが、シングルペダルと比較するとツインペダルのほうが1万円~2万円くらい高くついてしまう。
いきなり自分のペダルを購入するとなって、ちょっと高いペダルを購入するのは少し躊躇してしまうのはすごくわかる。
ポイント!
しかし、友人に誘われてしょうがなくドラムをやっている程度であれば、格安のシングルペダルを購入した方がコスパが良いといえるだろう。
電子ドラムがツインに対応してない可能性あり
今現在、電子ドラムを持っているのであれば、その電子ドラムのバスドラパッドがツインペダルに対応していない可能性がある。
ポイント!
6インチ以下だと対応していない可能性があるから注意が必要だ。
今の電子ドラムはツインペダルが対応しているものも多い。
以下の記事ではツインペダルにも対応している電子ドラムをそれぞれメーカーごとにまとめている。
全部踏まえてもドラム初心者はツインペダルから始めるべき
上記ではドラム初心者こそシングルペダルではなく、ツインペダルから始めたほうが良いという理由などを解説してきた。
注意点こそあったが、やはりツインペダルから始めたほうが、確実に左足の感覚をいち早く習得することができるから絶対にオススメだ。
ツインペダルは高価なものにすれば10万円くらいかかってしまうが、安価なものにすれば7980円で購入することができる。
以下では、初心者にもオススメの格安で品質の高い7980円のプレイテックのツインペダルをレビューした記事を貼っておくからぜひとも参考にしてほしい。
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