- シンバルの枚数を増やしたい
- シンバルの持ち運びはどうしよう
そんな悩みを低価格で解決していくれるのがPLAYTECHのシンバルケースだ。
ではDCGとDCGWにはいったいどんなメリットとデメリットがあるのだろうか。
レビューと評価を解説していく。
結論から言えば、コスパが高い。頑丈である。
Contents
「DCG」「DCGW」の違いを比較
表で違いを比較
商品名 | DCG | DCGW |
画像 | ||
価格 | 4780円 | 6580 |
サイズ | 22インチ | 22インチ |
大スペース | 4枚入る | 4枚入る |
小ポケット | 14インチ/3枚入る | 14インチ/3枚入る |
合計枚数 | 7枚 | 7枚 |
背面 | 大ポケット/キャスターなし | 小ポケットキャスター付き |
背面画像 |
「DCG」「DCGW」はどっちがいい?
個人的にはキャスターがついていないタイプをオススメしたい。
その理由はDCGW(キャスター付き)の場合は。キャスターが付属していてとても便利だが、そのキャスターはDCGWにか運ぶことができない。
つまり、スネアスタンドやシンバルスタンドは手で持ち運ばなければならない。
ポイント!
DCG(キャスターなし)の場合は、シンバルケースそのものにキャスターはついていないものの、背面のポケットが大きいからたくさん物が入る。
そして、お金は余計にかかってしまうが、別途キャスターを用意することでシンバルケースだけではなく、スタンド類やスネアケースをも積むことができる。
したがって個人的にはDCG(キャスターなし)おすすめだ。
ちなみに俺はいまだにDCGを使っている。ちなみに購入したのは2007年。このころの値段はまだ3800円でプレイテックがZENNと名乗っている時期だ。
いまだに使えているということは、それくらいDCGは頑丈にできている証拠である。
DCGWの注意点はキャスターの故障
DCGWはキャスターと一体化しているからこそ、メチャメチャ便利。
しかしその反面デメリットもある。
それはキャスターの故障だ。
また取り外したとしても、取り付け部の部品が邪魔になる。
キャスターの故障の可能性があるくらいだったら、キャスターは別で用意した方が、利便性は上がると思っている。
大きめのキャスターがあれば、別の機材も一度に運ぶことができる。
シンバルケースDCG/DCGWのココがおすすめ
枚数が多く入る
他メーカーの同価格帯のシンバルケースと比較してみてほしい。
たとえばシンバルメーカーのジルジャンのシンバルバッグ(NAZLFZCB16)は16インチまでのサイズしか入らない。入れられる枚数も少ない。
また、TAMAのP-PAD CY Bag BK 18” (TCB18BK)は5000円程度で購入はできるものの、小ポケットがついていないから入れられる枚数が少なくなる。
ポイント!
安い
これだけ枚数を入れることができるDCG/DCGWだが、その安さも驚異的だ。
キャスターがついていないDCGに関しては4700円で購入することができる。
意外と頑丈なソフトケース
シンバル購入時にただ単にシンバルを入れるだけのペラペラなケースではない。
しっかりとシンバルを守ることができるクッション性がDCG/DCGWにはある。
仕切りもしっかりと厚みがあり、シンバル同士が干渉して傷つくのを防ぐことができる。
参考
また、クッション性があるから、シンバルが割れてしまったなんて言う事態も起きていない。
安いうえに、シンバルを守ることができる堅牢性があるのは、コスパが高い以外表現することはできない。
ポケットが便利
この価格帯で再度ポケットが前面、背面についているのはとてもありがたい。
前面のポケットにはハイハットだけではなく、スプラッシュシンバルなども入れることができる。
俺の場合はカップチャイムを複数重ね、ハット、スプラッシュを入れるという荒業で収納している。
ビニールに入れているから傷つくこともない。
背面のポケットにはシンバルクリーナーや、【TAMAのQC8シンバルメイトの予備】、【PearlのレゾリングRRG-35】などの備品を入れて持ち運んでいる。
無論、不具合が生じたことはない。
しかし入れ過ぎて破損してしまうかもしれないから、そこは自分の機材の形を考慮して収納する必要がある。
DCGは背負える
キャスターがついていないDCGの場合はひもがついている。
この日もが便利で、リュックサックのように背負うことができる。
しかし背面ポケットに物を入れ過ぎると背中が痛くなるから注意が必要だ。
DCG/DCGWシンバルケースのデメリット
ソフトケース
DCG/DCGWのデメリットとしてケーズがソフトケースであるという事だ。
たとえばバイクで持ち運んでいて、こけてしまった場合、かなりの確率でシンバルは破損してしまうだろう。
少しでもそのようなリスクがある場合は、ハードケースをオススメする。
ちなみに俺はバイクでDCGを背負って走っていた。こけなかったから問題はなかった。
ちょっと恥ずかしい
機材マウントが必要なアマチュアバンド業界で、このシンバルケースを持っていくのは結構恥ずかしい。
正直色味はすごくダサい。なぜ緑のような色にしてしまったのだろうか。黒であればかっこよかったのだが。
しかし俺には関係ない。
そんな奴は演奏で黙らせればいいし、ましてやこのコスパは捨てがたい。
24インチのシンバルが入らない
あまり24インチのシンバルを持っている人はいないかもしてれないが、持っている人に関してはデメリットだ。
24インチのシンバルは主にライドシンバルが該当する。
24インチのライドシンバルを持っている場合には、その相応のサイズのケースを別に用意しなければならない。
こんな人におすすめ
シンバルの枚数を増やしたい人
ドラムを長く続けていると、テクニックへの欲求もそうだが、要塞のようなドラムセットに憧れを抱く。
そんな時に行うのがシンバルの増設だ。
シンバルを増設するには、シンバルを購入しなければならない。
そこで多くの費用が掛かってしまうため、持ち運ぶときのケースにお金をかけることが難しくなる。
そこでPLAYTECH(ZENN)の「DCG」「DCGW」は役に立つ。
安くて多く収納できるこのシンバルケースは、要塞セットを目指すのに最も適しているといえる。
ブランドが気にならない人
TAMA、パール、ジルジャン、様々なメーカーからシンバルケースが販売されている。
どのメーカーも有名だから、どこへもっていっても恥ずかしくない。
しかし、このシンバルケースはプレイテックだから、なんだか笑われている気がする…。
あくまでもこれは収納ケースであって、音質には全く関係ないということは覚えておこう。
ドラム詳しいニキの撃退方法はドラムのテクニックで圧倒することだ!
PLAYTECH(ZENN)「DCG」「DCGW」のシンバルケースのレビューと評価まとめ
おれは結構心配性だから、シンバルケースには様々な備品を入れて持ち運んでいる。
さっきも言ったようにシンバルメイト以外にも、チューブやシンバルアタッチメントの予備も入れていくことがある。
ただし、入れ過ぎに注意だ。モッコリに注意してシンバルケースに収納するようにしよう。
ポイント!
しっかり収納すれば、かなりのシンバルが入る。
それこそ、シンバルを個包装し、同じ仕切り内に入れてしまえばかなりの枚数収納することができる。
その際は重量がなく干渉しあっても傷つきにくい小口径のシンバルがおすすめだ。
初めてのシンバルケースにおすすめ。また、玄人でも全く問題なく使用することができる。
しかし見た目はダサい。
こればかりはプレイテックに改善してもらえることを願うしかない。
その見た目と引き換えに大きな利便性を手に入れられる「DCG」「DCGW」だ。