たかがドラムスティック、されどドラムスティック。
基本的にドラムスティックは消耗品のため安くてお得なドラムスティックを買ってしまいがち。
しかし、ダイレクトなドラミングを感じたい場合スティックにもこだわる必要がある。
そこでおすすめなのがそろうプロマークのドラムスティックだ。
ドラマならプロマークって聞いたことがあるだろ?
そのメーカーのドラムスティックはとても優秀なんだ。
チップレスでとにかく音量を稼ぐことができる。
その分デメリットもあるがな。
この記事ではプロマークのドラムスティック TXRKWロックノッカーの評価とレビューを紹介していく。
Contents
TXRKW(ロックノッカー)のスペック
※表がはみ出る場合は横にスクロール可能
価格 | 1080円~ |
メーカー | プロマーク |
シリーズ | ロックノッカー |
サイズ | 14x406mm |
材質 | ヒッコリー |
チップ | チップがない (チップレス) |
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TXRKW(ロックノッカー)に関するアーティスト
- 畑野行広 (HATANO)・・・ハワイアン6、BBQCHICKENS
- 平本レオナ・・・HUSKING BEE
ロックノッカーの特徴
大音量
所謂チップレススティック。そのこん棒のような見た目は想像の通り、大音量を発生させる。
使用した感じもタンッと小気味の良いリバウンドというよりは、スネアヘッドを突き破るかのようにどっしりとした打感を得られ、ハードヒッターをさらに昇天させること間違いなしのスティック。
ド迫力のパフォーマンスをライブで披露するならロックノッカーに決まりだ。
耐久性
ロックノッカーのようなチップレススティックのメリットは大音量というだけではない。
従来のウッドスティックと比較すると耐久性も段違いに上がっている。
通常のショルダー部分はチップに近づくにつれ、細くなっていく設計になっている。
スティックを使っていくと当然シンバルなどで削れていくが、通常のスティックは先端が細くなっているため、少しでも削れるととても折れやすくなるんだ。
削れたスティックでライドを刻んでいるときに折れたなんて言う話はよくある。
その点、ロックノッカーは多少削れたとしても、先端が細くなっていないから必然的に折れにくくなっているんだ。
扱いにくい
大迫力の音量と、抜群の耐久性に能力を全振りしている分、扱いにくいというデメリットもある。
マリオカートで言えば、クッパやドンキーみたいな存在だ。
力もあって当たり負けしないが、いかんせんコーナリングが苦手。そんなスティックがロックノッカー。
しかし、ライドシンバルでうまく跳ね返ってこないとかそんなことはないから安心してくれ。
ロックに向いているが、絶望的にジャズには向いていないという話なだけだ。
ロックノッカーの口コミ
この方の評価
- (品質)
- (音量)
- (耐久性)
- (コスパ)
- (オススメ度)
音量が大きく耐久性抜群!
学生時代は貸スタジオでもスタジオ料を安くしてもらう代わりに、シンバルを安価なブラス製のモノに替えられたりして、力いっぱい叩かないと音が出ませんでした。
一般的なスティックでシンバルを思い切り叩くとスティックのショルダー部から裂けやすくなり、ライドシンバルで刻んでいる最中にチップが飛んで行ったなんてしょっちゅう。
あまりにもスティックの消耗が早くて、ドラムをやめようかと思ったくらい悩みました。
しかし一学年後輩の3ピースパンクバンドが地元で人気になり、彼らのライヴを観に行った時、このスティックと出会いました。後輩から借りて初めて振った時のTXRKW(ロックノッカー)の手応えに感動。
即座にまとめ買いしました。
音量を稼げる
防音のしっかりしたライヴハウスならどこでも実力を発揮出来ます。小さいライヴハウスだとドラムに付けてくれるマイクが少なかったり性能が良くなかったりするので、とにかく生で大きな音を出せないと話にならない事が多かったです。
そんな時にこのチップのない「こん棒」のような TXRKW(ロックノッカー)が大活躍。
とにかくヘッドが重いため、音量を稼ぐことができます。
ロック全般にTXRKW(ロックノッカー)はおすすめ
勿論、ロック全般にオススメできます
周りではパンクバンドの使用率がダントツでしたが、私はハードロックバンドで使用。
適度な重さが速い曲に対しても振り易さを発揮し、シンバルを低めのセッティングにしても大きな音量を出しやすく、とにかく便利といった印象でした。
やっているジャンルがハードなジャンルであれば、とにかくおすすめできるドラムスティックです。
TXRKW(ロックノッカー)のまとめ
実は筆者もTXRKW(ロックノッカー)のスティックを愛用していました。
というのも、筆者が昔大好きだったバンド「ハワイアン6」のハタノ氏が使っていたからだ。
もちろん筆者がやっていた当時のバンドもメロコア系だ。
とにかく、TXRKW(ロックノッカー)はよくも悪くも先端が重い。
一部のない子の先端がとてつもない音量を稼ぐことができる。
しかしメロコアのように激しくハイハットを刻み続けるジャンルの場合、とても腕が疲れるので注意しよう。
しかしハワイアン6に憧れ続けた筆者は諦めずにTXRKW(ロックノッカー)を使い続けた。
その結果、何度演奏しても疲れない奏法と腕の筋力を手に入れたのであった。
もちろん耐久性も抜群だ。
通常のドラムスティックは、ダメに近づくにつれ先端が細くなっていくため、その分すぐに折れやすくなる。
しかし、 TXRKW(ロックノッカー)の場合は根元からずっと太いまま。だから使い続けても細くなりづらく折れにくいんだ。
力強さと耐久性を兼ね備えた TXRKW(ロックノッカー)を一度使ってみてくれ。
似たようなスティックでパールからも発売されている。
115HCていう品番だから Pearl ユーザーは要チェックな!
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