演奏中にどうしてもドラムスティックがすっぽ抜けてしまう。
そんな悩みは滑りどめで解決だ。
スティックが滑らないようにする方法は大きく分けて2つある。1つはグリップテープを貼ること
そしてもう1つはドラム用のワックスを塗ることだ。
この記事ではドラム用のワックスであるジルジャン「ドラムスティックワックス TWAX2」の使用感や特徴などについて解説していこうと思う。
Contents
ドラムスティックワックスTWAX2のスペック
※表がはみ出る場合は横にスクロール可能
価格 | 600円~ |
概要 | グリップワックス |
メーカー | ジルジャン |
特徴 | 程よい粘り気 |
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特徴
コスパが良い
スティックワックスはとてもコスパが高い。
下記でも説明しているが、グリップテープよりも格段にコスパが高いんだ。
1個当たりサウンドハウスで買えば約600円で購入できる。
使い方によっては数ヶ月使えるってもんだから、それはとてもコスパが高いだろ?
程良い香り
香りは人によって好き嫌いが分かれるところであるが、筆者はこのジルジャンのスティックワックスのニオイは好きだ。
このスティックワックスのニオイは演奏中自分の気分を高めてくれる。
演奏は気分がとても重要だから、香という要素はとても重要だと思い。
自分の気分が上がることで、観客にこの気分が伝わり、演奏のパフォーマンスでも関係してくる。
ドラムスティックワックス TWAX2は滑りどめだけではなく、高揚感という部分でもよい方向に作用するんだ。
利便性が高い
TWAX2はコンパクトで利便性が高い。
なんなら、ドラムのスティック以外の滑り止めとしても使える。
そして一番利便性が高いと思うのは、現場で急にスティックが折れた時だ。
たとえば愛用しているスティックにグリップテープを巻いていた場合、それが折れてしまったらどうだろうか。
スティックとグリップテープを現場で買い直さなければならない。
グリップテープが置いていない楽器屋だったら、当日のライブは演奏よりもスティックのスッポ抜けが気になって、クオリティーは低下するだろう。
しかし、 TWAX2を常に持ち運んでおけばそんな問題も解消だ。
現場で買いなおしたスティックに TWAXを塗るだけでいつも通りの滑り止め効果で演奏に集中する事ができる。
高い利便性も TWAX2の大きなメリットだ。
グリップテープとスティックワックス、グローブとの違い
スティックワックス
評価
- (手軽さ)
- (グリップ)
- (耐久性)
- (コスパ)
- ナチュラル感を損ないたくない人いおすすめ
TWAX2スティックワックスの場合は、演奏の前にスティックワックスを塗るだけで良いため、とても簡単だ。
それに加え、粘り気が落ちて滑り止めの効果がなくなってきたなと思ったら再び TWAX2スティックワックスを塗るだけでスティックのすっぽ抜けでも解消だ。
学生ドラマー、20代そこそこのドラマーならての乾燥を感じることはないが、これがおっさんドラマーになってくると手が乾燥してスティックがメチャクチャ滑るようになる。
自分がおっさんドラマーになっているという自覚があるなら持っておいて損はないだろう。
ただし下記でも説明しているが、ワックスはグリップテープよりも滑り止め効果は薄い。
しかし適度な滑り止め効果により、普段のスティックコントロール感を損なわないまま滑り止めの効果を得ることができる。
すぐに取れてしまうかもしれないが、何回も塗ることができるためコスパは高いといえる。
グリップテープ
評価
- (手軽さ)
- (グリップ)
- (耐久性)
- (コスパ)
- しっかりグリップできて持ち手部分もフワフワ
グリップテープは、スティックワックスよりもしっかりと滑り止めを行うことができるが、摩擦が強い分グリップテープの消耗は激しい。
その激しい消耗はグリップテープを著しく消耗し、破れさせてしまう。
だから、その都度いちいちグリップテープを巻き替えなければならないという手間が発生する。
とはいえ、すぐに消耗するというわけではない。
滑りどめの効果はとても高いが、ドラムスティックワックスよりもコスパは悪いと言えるだろう。
それに加え、グリップテープのクッション性が指とスティックの滑らかさを奪ってしまうため、逆にスティックコントロールしづらいという人もいるかもしれない。
ドラマーグローブはちょっと恥ずかしいという人にもおすすめできる。
ちなみに筆者はグリップテープ派だ。
ドラマーズグローブ
評価
- (手軽さ)
- (グリップ)
- (耐久性)
- (コスパ)
- 価格が高いこと以外、デメリットはない
上記ではスティックの滑りどめならグリップテープ、もしくはスティックワックスを使用して使用すると言った。
ドラマーズグローブは手にはめるだけだから、準備も簡単。
その分やや価格は高くなるが、耐久性、グリップ性はダントツ。
一度高い金を出せば、ものすごい利便性を手に入れられるだろう。
ただし、ドラムワックスのように、グリップ力の調整をすることはできない。
それに加え、「なんかグローブハメてる。」という観客の視線をゲットできる。
TWAX2スティックワックスの口コミ
めちゃくちゃいい
絶対に損はしないアイテム
この方の評価
- (品質)
- (拡張性)
- (耐久性)
- (コスパ)
- (オススメ度)
もうこのクリームじゃないとダメ!
私の手の平は慢性の乾燥肌です。
ドラムを初めて以来このワックスに出会うまで、乾燥肌から生じるグリップの滑りが悩みの種でありました。滑り止めの為ハンドクリームなどを使用していましたが、効果は限定的、そんな時に出会ったのが正にこのワックスでした。
私の様な慢性の手の平乾燥肌の方には、プレイする時なら何時でも何処でも使えます。
乾燥肌でグリップの滑りが気になる方は、どんなジャンルでもこのワックスを使って演奏することをオススメ致します!
より楽に自由に演奏に集中出来ますよ!
定期的にそぎ落とす事が必要
一つだけ難点を上げるならば、同じスティックに何度もワックスをかけ続けると、ワックスがスティックに付きすぎるので、スティックの重さが変わってきます。
その都度スティックに付き過ぎたワックスを、手でゴリゴリと落として重さのメンテナンスをしてあげると尚良いと思います。
ドラムスティックワックスTWAX2のまとめ
どうだろうか?
ドラムスティックワックスTWAX2の偉大さに少しは気づいていただけただろうか。
もちろん究極のグリップ力を求めるのであればグリップテープの方がオススメだ。
筆者もスティックによってはグリップテープを使用している。
もう少し細かく言えば、ウッドスティックの場合はドラムスティックワックスを使って滑り止めをしている。
また、メタルのジャンルを演奏する場合はアヘッド(AHEAD)という金属製のスティックを使っているため、その場合はウッドスティックよりも滑りを感じるから、グリップテープを巻いて使っている。
小さい容器でかさばらない。
これもドラムスティックワックス TWAX2の大きな特徴だ。
いつでもどこでも持ち運べる大きさだから、スティックが折れて、現場で買いなおしたスティックの場合もすぐに塗りなおすことができる。
ドラムスティックワックス TWAX2はとにかく利便性の高いアイテムなんだ。
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